震災時にも便利な風呂敷

風呂敷は、私達日本人にとって、大変馴染み深いものです。古くは、衣類をまとめて包んでいた布が、時代を経て、販促宣伝を行うグッズとして、あるいは、エコバッグなどの生活便利アイテムとして、幅広く、人々の生活の中に溶け込んであります。

また、東日本大震災では、更にそうした考えが擁護され、ついには、仙台放送企画、東北大学監修のもと“減災風呂敷”が作成されました。これには、地震や津波などで遭った際、必要な知識や備え・避難に関するポイントが、プリント印刷されております。

●風呂敷による防御は昔の人の知恵

残念ながら現代では、家の中に風呂敷が一枚もないご家庭も、決して珍しくありません。 しかし昔は、何処の家庭にも、必ず何枚かは用意されており、火災や地震の際、手早く荷物まとめるため、枕の下に、大風呂敷を入れて寝ていたお宅もあったそうです。

また、布団が貴重であった時代は、ふろしきに包んで避難する事もあったのだとか。コンパクトに畳む事ができ、広げれば、何でも包むことが出来る、オリジナルふろしきは、緊急時にも役立つ優れ物でした。この考えは、現代においても、十分通用します。

●災害の時のふろしきの活用方法

大は小を兼ねるとはよく言ったもので、災害時の避難を想定した場合には、出来るだけ大判サイズでの、オリジナル風呂敷製作をオススメ致します。枚数も1人2枚は、ご用意して頂けると、より便利に、かつ安全に荷物を包む事が出来るのではないでしょうか?

頭に被る

頭巾に瓦礫や火粉など、被災地では、何が飛んでくるか分かりません。特注風呂敷をさっと頭に被せるだけでも、煤避けになります。

巻く、結ぶ

ふろしきは、ひもや包帯の様に薄い為、折り畳めば、十分、代用品として活用することが出来ます。大きめの物ならば、頭部や胴体を巻くことも可能ですね。また、ロープ代わりに、何枚か結んで繋げば、立派な救助道具にもなります。

固定する

三角巾としても、正方形である風呂敷は代用しやすく、結び目一つで、骨折した手足をしっかりと固定出来ます。

振る

のぼりや旗代わりとして、風呂敷にメッセージを書く込むことで、SOS信号を送る事が出来ます。

おむつとして

緊急避難で、おむつが用意出来なかった場合、風呂敷が赤ちゃんを優しく包み込みます。

マスク代わりに

ふろしきを、後頭部で一結びすれば、粉塵から呼吸器を保護する、マスク代わりに使えます。

水の節約に

風呂敷に水を含ませ、軽く絞る事で、タオル代わりとなり、体を拭くことが出来ます。また、複数枚集め、水の濾過にも使えます。

簡易的寝袋に

大きな風呂敷を2枚合わせ、そのまま人の身体を包む事で、寝袋に早変わりします。

リュックに

大人用は風呂敷2枚。子供用は1枚で、簡易的なリュックが作成出来ます。

この様に、風呂敷は災害時、非常に役立つアイテムとなります。地域の避難マップをプリント印刷し、作成する事です。そして、それを防災グッズの中に入れておく。紙の様に破れやすい物ではなく、転用も出来ますので、災害時に、多岐に渡る活躍が期待できます。そうした、オリジナル防災グッズの製作も当店ならば、激安価格で行えます。地域の皆様と、ご検討されてはいかがですか?

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