風呂敷のお手入れ方法【風呂敷工房】

風呂敷のお手入れ方法

お客様が当店にて、購入した風呂敷のお手入れ方法や、参考になる洗い方などを、こちらではご紹介しております。

あくまでも布製品である為、使い続ければ、消耗して行きますので、気をつけて頂きたいと思います。なお当店で、特注作成を行うに際し、推奨してはいない素材のお手入れ方法も記載しております。予備知識として、ご覧下さいませ。

絹素材は光沢感があり、軽くて、しなやかな高級生地です。絹で作成された特徴は、ほとんどのものが強撚糸織物であり、縮緬（ちりめん）独特のふんわりとした肌触りと、深い色合いが魅力となっており、好まれる方も大勢いらっしゃいます。

お手入れ方法

絹の縮緬は強く寄りをかけて、製作されているので、水に濡れるとすぐに縮んでしまいます。

その為、洗濯機や水洗いは避け、ドライクリーニングをしましょう。

アイロンについて

絹製のふろしきは、摩擦に弱く、非常にデリケートな素材となっております。その為、アイロンがけを行う際は、中低温度（１４０～１６０℃）に設定し、あて布をするか、もしくはプリント面の裏側から、スチーム無しでかけて頂くと、綺麗に仕上がります。

綿は吸水性に優れた天然素材であり、その取扱いの容易さから、風呂敷以外にも、衣類や雑貨などが、激安製作されています。また、洗濯機で洗うことが出来る為、汚れても繰り返し使うことができ、とても便利です。

お手入れ方法: 綿素材のふろしきは、ご家庭の洗濯機で洗うことが出来ます。ただし、乾燥機を使用すると縮む恐れがあるので、乾かす際には風通しの良い場所で、陰干しを行う事がポイントです。また、特殊な金箔プリントや、顔料インクで名前入れ印刷などを施した物は、水洗い禁止やドライクリーニング禁止の取扱い表示が付加されていることがございますので、洗濯タグをよくご確認下さい。
アイロンについて: 綿の特注ふろしきは、熱に強いので、高温（１８０～２１０℃）に設定したアイロン掛けを行う事が、可能となっております。

レーヨンは昔、人造絹糸とも呼ばれていました。絹に似た光沢と、縮緬の表面感を特徴とした、オリジナル風呂敷が作成されます。

ポリエステル素材は、水をほとんど吸収しません。洗濯機で洗っても伸びにくく、とても取扱いの容易な素材です。しかし、静電気を帯びやすいデメリットもございます。素材として取り扱う際には、下記に事に注意して下さい。

お手入れ方法: 家庭用洗濯機でも丸洗いすることが出来ますが、ぬるま湯で手洗いした方が、より長持ちします。ポリエステル素材は、水分を吸収しにくいので、縮みや変形の心配は殆どありません。洗濯後、乾かす際にはすぐ取り出し、乾くシワを伸ばして陰干しします。
アイロンについて: アイロンは中温度（１４０～１６０℃）まで、あて布をして、裏側からかけて下さい。